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楽しかった熱海での生活も終わりを告げようとしていた。


城田「熱海での生活は楽しかった？」


聖輝「はい！めちゃくちゃ楽しかったです！」


狛犬「いろんなことして遊んだもんね！」


城田「そっかぁ…いい思い出が作れたんだね。」


優誠「そりゃあもちろん！だって聖輝がコスプレやったし！」


聖輝「？？！」


二宮「あぁ…あのミニスカポリスな。」


城田「コスプレ？面白いことするんだね。」


松本「罰ゲームで雅紀と涼野がコスプレしたんですよ。」


狛犬「すっごい楽しかったよ！ね？涼野くん。」


聖輝「えっ？！あっいや…僕は……」


やばい…


狛犬さんがすっごいニヤニヤしてる…


優誠「でも、罰ゲームでコスプレするならまだしも、趣味でコスプレやってたらやばいよな？」


聖輝「？？！」


松本「何だよ急に？」


優誠「いや、世の中には不思議な人もいるもので、コスプレするおっさんとかいるじゃん？」


松本「まぁ……」


二宮「ありえない。」


聖輝「そっそう…ですね…」


狛犬「でもさ！コスプレが好きで好きで仕方ないからやってる人もいるじゃん？」


松本「いるけど…男がセーラー服とか着るのって…」


二宮「もはや理解不能。」


狛犬「まぁね！おっさんが着てたらキモいよね！」


城田「あははっ！ヒゲを生やしたおじさんがコスプレしてたらきついな…」


優誠「うわっ！想像させんなよ！！」


狛犬「でも、それはおっさんの場合だけでしょ？」


聖輝「えっ…？」


松本「は？」


狛犬「おっさんがコスプレしてたらキモいけど…高校生がコスプレしてたらキモくはないんじゃない？」


二宮「男がコスプレの時点でありえない。」


優誠「だよな…罰ゲームのノリが限界！」


松本「趣味でコスプレしてるって聞いたら周りはドン引きするだろ…」


狛犬「でもでも！可愛い男の子が着てたらどう思う？」


聖輝「えっ…？」


優誠「可愛い男の子？それは…ギリいけるかも…？」


松本「可愛い男の子って誰だよ？」


狛犬「誰だろ〜？」


二宮「……。」


聖輝「……。」


優誠「まっまぁ…人それぞれ…なんじゃね？」


松本「…そうだな。」


狛犬「だね！あははっ！」


聖輝「……。」


ヒヤヒヤした……