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聖輝「……。」


春樹「聖輝？」


聖輝「えっ？あっ、ううん、何でもないよ。」


春樹「そう……」


聖輝「……。」


春樹「あのさ、さっきちょっとだけ聞こえちゃったんだけど…」


聖輝「えっ？！」


春樹「あっいや、櫻井様って名前だけ…」


聖輝「あっあぁ…櫻井様…」


春樹「櫻井様って…もしかして櫻井財閥の人？」


聖輝「うっうん…ちょっと学校の友達と櫻井財閥の人が知り合いで…」


春樹「へぇ……あっ、ひょっとしてこの人？」


春樹くんにネットから拾ってきた顔写真を見せられた。


聖輝「うっうん、この人…」


春樹「へぇ〜！この人帝都大なんだ…すげぇ…」


聖輝「そっそうだね…」


春樹「大学生でありながら櫻井財閥の一部の会社の社長を引き継いでるって…すごすぎるだろ！」


聖輝「うっうん…すごいね…」


春樹「しかもすげぇイケメンだし…こりゃあ間違いなくモテるわ。」


聖輝「そっそうだね、モテそうだね…」


春樹「へぇ〜…あれ？何だこれ…？」


聖輝「どっどうしたの？」


春樹「いや、何か変な記事見つけて…」


聖輝「変な記事？」


春樹「うん…ほら、ここ…」


聖輝「どれどれ…」


『櫻井財閥はRED SNAKEと繋がっている』


聖輝「RED SNAKEってなに？」


春樹「さぁ…ちょっと調べてみるね。」


春樹くんはWEBでRED SNAKEのことを調べてくれた。