テキストサイズ

美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第17章 制御不能

「私は…
夏目はッッ
 
要様が、他の女性に見つからないように
 
私だけを見てくれるように
貴方を閉じ込めてしまいたい」

「………ふん
お前にしては上出来だ
 
でも覚悟しろよ...

お前しか見ないでやるってことは

もう、
我慢なんてしないってことだからな」

「ッッ///」

「たまには、お前の言うこと聞いてやるよ」

俺は
二度と
他の女なんて欲しくない
夏目さえ
側に居てくれればいい

でも、そんなこと
簡単に教えてやらない

言葉じゃなく
身体で
教えてやるよ

泣きはらした
いとおしい子羊を
骨の髄まで食い尽くすまで。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ