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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第19章 熱

要様の熱い身体
熱い吐息

全てが
熱すぎて
私は
触れられる度に
火傷をしてしまいそう……

って
アレ?

「待って!!要様」

私は急いで起き上がると
要様のおでこに
自分のおでこをくっつけました

「凄い熱じゃないですか!?」

「熱?…

そういえば…

なんか...

視界がぼやける………」

そう言うと

要様は倒れてしまいました!

39℃の高熱を出していたのです。

慌ててお医者様に看てもらい
風邪とのことでしたが...

私達の
初夜は
もうしばらく
時間がかかりそうです……

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