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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第21章 疼き

すると
バンッと勢いよく

部屋の扉が開き
そこには愛しい方のお姿がありました。

私が名前を呼ぶより先に
要様に強く強く抱きしめられてしまいました。

「かっかっ要様っ!!!どうして??」

「お前の事が心配で、
通常の3倍もの速さで
仕事を終わらしてきたんだ。

もうすぐ帰るぞって電話したら、

お前があんまり可愛いことしてるから、
イジワルしたくなった。

でも、もう限界。

今すぐ、夏目のこと抱くぞ。」

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