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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第24章 ハッピーエンドのその先へ

夏目side

しばらく車に揺られ
見慣れた景色が
見えてきた頃

久しぶりの我が家
が!!!???

見たこともない
素敵な一軒家に生まれ変わっておりました。


「なっ!!!!」

家の前には両親が
私の帰りを待っていてくれ
それが私の実家なのだと
再認識したのであります。

風の噂で家を立て替えたとは
聞いておりましたが
こんな立派な家になっているとは
夢にも思いませんでした。

恐るべし、藤沢グループ!!!

「夏目!」

不意に聞こえた優しい呼び掛け

私は1年ぶりの
両親との再開に
母の胸に抱きつき
子供のように泣いたのでありました。

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