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夏目の家を出た後
車の中でどうして花嫁修行のことを
黙っていたのかと咎められた

「俺のことを
好きになる保証なんてないだろ。

簡単に逃げられないようにだよ。」


「そんなことしなくても
初めて会ったその瞬間から
好きでした。」

と頬にキスをしてきた。

夏目が可愛すぎて
俺は死ぬのかもしれない。

「でもね、夏目。
俺は、幼い時の雨の日からずっと
お前だけが大好きなんだよ。」

と耳元で囁いた。
夏目は顔を真っ赤にし
茹でダコの様に照れている

そんな様子が更に可愛くて
俺は噛みつくような
濃厚なキスを交わした。

「2年なんてあっという間だろ？

俺のお前への気持ちは
たった2年なんかで変わったりしない。

何年経っても
ずっと変わらずに
お前だけを見てるから

心配するな。」

そう言って
夏目を強く抱き締めた。