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美しい狼~その牙で骨まで食べ尽くされたい~

第4章 不器用な狼

「要様のバカぁああああ//////」

咄嗟に出してしまった右手は
バチンと音を立てて

はっと我に返った時には
要様の頬に
平手を食らわした後でした

あとは
もう逃げるしかありません

その場から
猛ダッシュで
走り去ってしまいました

主人に平手打ちを食らわせるとは
召し使い失格です。

「要様のバカ!!!////

私の馬鹿馬鹿大馬鹿者っっ

もぅ死んじゃいたい////」

その後、
要様に
みっちり説教されたことは
言うまでもございません。

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