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歪んだ僕らの

第1章 壊れた日


「…ふうう…やらぁ…やめてよ…」

泣きじゃくるわかばちゃんにとてつもなくゾクゾクする。

僕って虐めるのは好きじゃないはずなんだけど…わかばちゃんの泣き顔は凄く興奮する。

あのいつも笑顔で元気な彼女が僕の腕の中で僕のせいで涙を流している。

「本当に可愛い…」

「んんっ…は、んっ」

ピストンを繰り返しながら深いキスをすれば、わかばちゃんの両手が僕の胸を力なく押した。

唇を離し、その手首を掴んでさっきよりも深く腰を打ち付ける。

「うっあああ!?」

「…ッ…今わかばちゃんイったの?」

「イってな、い…やっ、も、やめ…」

「…嘘だ、わかばちゃんが嘘つくなんて珍しいな…ッ僕も出していい?」

「え、や…だやだ…あおちゃ…おねがっ」

「わかばちゃん愛してる…ッ」

「あああ!!」

懇願するわかばちゃんを無視して僕は最奥で己の欲を吐き出した。

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