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歪んだ僕らの

第1章 壊れた日

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輝咲side

部屋のベッドに寝転がりながら、昔のことを思い出す。

俺と若葉と…アオイ。

いつだって3人一緒でどこに行くのも何をするにも全員一緒だった。

けどいつからか、アオイのことが煙たく感じた。

ずっと良い子だった俺は中学生になってから周りへの反抗のように道を外して行った。

頭は回るから教師たちは俺に何も言えず、周りの奴らは俺に媚びるやつと怯えるやつだけ。血の繋がった親は俺に関心さえない。

それでも若葉だけは俺に昔と変わらず接してくれた。

でも、いつも若葉はアイツのところへ行ってしまう。

何かと心配を掛けてウジウジして若葉が気にかけてあげるアイツ。

「…ッチ、胸糞悪ィ」

俺はアイツの事が大嫌いだ。

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