テキストサイズ

歪んだ僕らの

第3章 暴力的な愛





「…ッチ」

イラついて無意識に出た舌打ち。

こんなにも俺を腹立たせてくれるアイツは今頃、俺の若葉と楽しくヤってでもいるのか。

そう考えると更に怒りが増して、今なら人でも殺せそうだ。

なんでこんなにも俺がイラついているのかと言えば、始まりは2日前のこと。

若葉を犯した次の日、若葉はどんな顔をして俺の前に現れるのか楽しみにしていたら若葉は学校に来なかった。

レイプされたショックで休んだのかとも思ったが、ウゼェアイツも休んでたことでその可能性はなくなった。

まさか、あの執着心だけが強い意気地無しの男が若葉を…?

と思ったらまさかのまさかだった。

俺が若葉の鞄に隠れてつけた盗聴器を聞いてみれば、若葉の喘ぐ声と生々しい音…そしてアオの声だった。

あーあ、やっちまった。

若葉を諦めさせるためにわざと煽ったつもりが、まさかアオの本性を引っ張り出してしまうとは。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ