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歪んだ僕らの

第3章 暴力的な愛


本当は今すぐにでもアイツのところから若葉を連れ出してめちゃくちゃに犯してやりたいが、今は我慢だ。

若葉を手に入れるには心から手に入れないと…

今ただ連れ出して犯すだけじゃ、アオと同じ。

「その為にちゃんと計画しないとなァ…」

1人ニヤつきながら、椅子に腰掛ける。

机に置いてあるヘッドフォンを着けると若葉の泣き叫ぶような喘ぎ声と肉がぶつかる音が聞こえた。

…今日も徹底的にヤってんなァ

若葉がいなくなった日からかかさず聞いているが、聞こえてくる音は毎回同じ。

アオの気持ちわりィ言葉と若葉の声、そして終わることがないSEXの音。

「あー…」

その音を聞いたまま自分のベルトに手を掛ける。

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