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歪んだ僕らの

第1章 壊れた日


わかばちゃんとこの金髪…輝咲は幼馴染だ。

そして僕とわかばちゃんも幼馴染。つまり僕とわかばちゃんと輝咲の3人は幼馴染だ。

昔は皆仲が良くて何をするにも一緒にいた。…今じゃそんなこと考えられないけど。

いつから輝咲は僕を嫌い始めたのか。

元々暗い性格もあって僕はすっかり最底辺で輝咲はこの学校の王様だ。

「あー…つかアオイ、今から飯買ってこいよ。昼食ってきたけど小腹空いちまった。お前らもいるよな?」

「俺、コロッケパンでー」

「俺は〜…」

いいとも言ってないのに輝咲の取り巻き達が次々に話し出す。

まぁ僕に断る選択肢なんてないんだけど…

「ちょっと!アオちゃんをパシリに使うのやめてよ!」

それでも優しいわかばちゃんが眉を吊り上げて輝咲に言った。

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