歪んだ僕らの
第4章 躾
「あーァ…」
「ぁ…あ…きー、くん…」
異常に俺を脅えた目で見つめる若葉。
そりゃァそうだろう。
はだけた服に乱れたシーツ、明らかに行為後のその姿を見て俺が黙っている訳がない。
とりあえず若葉に近付けば、シーツに無造作に置かれているローターが目に入った。
「あー…コレ抜かれてアイツの挿れられちゃった?」
「ご…ごめ、ごめんなさい…」
「何で謝ンの?まー、とりあえずまた挿れとこっか」
「あっ!?」
ほくそ笑みながらローターを無理矢理若葉の中に突っ込んだ。
それと同時に音を立てて出てきた白いソレ。
…本当腹立つなァ
「もういっそアイツのこと殺しちまうか…」
「え…冗談、だよね?」
震えた声で俺に言う若葉に口角を上げる