
邪恋の爪痕と片恋の彼
第13章 けじめと荒療治
「///境井さ…ん………」
――――チュッ…
ふれ合う…ようなキスに…
俺たちは再びおでこを合わせ…笑う。
――――チュッ…チュッ…
また…
――――チュッ…チュッ…チュッ…チュプ…
次は…少し深く――――…重ねる…。
フライパンを持ち――――…ダサいペアグラスを壊しながら…俺たちはキスを繰り返した。
「境井さん――――…俺…すんげぇ…エッチなんですよ…」
「///し…知ってる…」
「貴方に会うまで…ガチネコだったくらいです…」
――――は?ガチ…ネコ?
「いつか――――…俺にも…コレ…下さいね」
そう言うと、真壁は俺の股間をフワッとさわり、抱き締めた!
「///えっ、え――――…お…俺が?!」
「やり方は…追々…覚えてください?」
俺の股間は少しだが…反応し始めている――――…
だが、俺が真壁を気持ちよく出来るかは……まだまだ遠い未来の気がする。
