
邪恋の爪痕と片恋の彼
第14章 【最終章】再度上映会で…
『///お前を助けたいんだ――――…好きだから…』
『///ユウキ…が…僕を?』
見つめ合う二人――――…徐々に近づく唇の距離…
――――チュック…ジュプ…ジュ
さっきとは違う激しい大人のキスに、二人の感情が盛り上がる!
オフィスだと言うのに…キスは激しくなり――――…アキラ君の手はユウキの背広を激しく掴む。
『///ハァハァ…ハァハァ…ユウキ…僕も…///好き……だよ』
唇が離れるとアキラ君も恥じらいながらの告白…
そこから、二人の秘密のオフィスラブが始まる!
二人の絡みは、残業中のオフィスはもちろん、ロッカールーム、給湯室、喫煙ルーム、会議室――――と、会社員あるあるの場所をふんだんに活用して行われた。
その中でもガッツリ時間をかけたのは――――…
資料室でのプチSMらしき絡み…
ユウキに資料室に呼び出されたアキラ君はそこで目隠しをされ、猿ぐつわまでされ縛られる!
資料室の奥に連れていかれ…棚に腕を上げるように縛られると…
『アキラ――――昨日は誰と一緒だったの?』
と、嫉妬に狂ったユウキの冷めた声に震える――――…。
言い訳をしたくても、猿ぐつわで『んー、んー、』としか声を出せない。
昨晩、意地悪を言う課長に飲みに誘われ――――体の関係を迫られたが逃げてきた…と、言うのが真実だが…
ユウキは嫉妬で頭がいっぱいでアキラ君を会社で縛ってしまってのだ!
