
邪恋の爪痕と片恋の彼
第14章 【最終章】再度上映会で…
「///きょ…今日は――――…ヤりたい……」
生まれ初めて、自分から誘った。
男の腕の中で…変な勇気が俺の背中を押した。
「///えっ、境井さん!えっ、だって――――まだ…」
「///いい――――いい!立たなくても…///お前のを……///中に…感じたい…」
半立ち止まりの俺の息子だが――――…
何故か尻の奥はヒクヒクと真壁を誘う日々。
俺は…あのDVDの課長の言っていた“メス”なのではないだろうか…と、不安に思うほどだ!
『///お、俺――――めっちゃ、欲求不満なんで……一発どころじゃ…終わりませんよ?それでも…いいですか!俺!境井さんをヤり殺しちゃうかも!」
――――え~…嫌だなぁ…
と、思ったが――――ここも空気を読んでみた…
「///いいよ――――」
「///境井さん――――!」
まぁ、病み上がりの俺にそんな酷いことはしないと思うし――――…下手すりゃ俺の立たないチンコに幻滅するかも…。
「///境井さん――――…」
「真壁――――…」
俺たちはリビングの電気を消して…寝室に向かった。
――――…
「助け…て///や…ヤり…殺される――――…」
半立ちだった俺のぺニスは、後ろをいじられた途端に…あっけなく完全復活をはたした!
そして、溜まりにたまった…俺の精液は―――…
真壁の暴上げのテンションと性欲により…睾丸がカラカラになるまで搾り出された。
はじめから、後ろを刺激していたら……もっと早くセックスできたのに…と、悔しがる真壁の顔は…爛々としており…DVDのユウキを彷彿とさせて―――…怖かった…。
途中――――俺には記憶がないが…
目が覚めたとき…真壁の幸せそうな寝顔に少し恐怖を覚えるも…呆れの中に愛しさすら感じていた。
そして、部屋の荒れっプリに…引いた――――。
なんで…床に使用済みのコンドームが散乱してるんだ?
それに――――…なに?あの見たことない…オモチャの数々…
怖いんですけど!?!
ふと、カーテンの隙間から朝日が見えた。
違和感の残るお尻や股関節はお昼過ぎには元に戻るだろうか…
まぁ、いいか…
俺の大邪恋愛は―――…ここから…らしい。
【完】
