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第6章 本番

紅茶を入れてかすみが、キッチンから戻ってきた。

「浅井さんもこちらでどうぞ!ご休憩なさって!」

と、かすみが言うと、浅井は、

「ありがとうございます!もう少しで準備終わりますから、その後いただきます!」

と言って、作業を続けた。かすみは、テーブルに紅茶と洋菓子を置くと恭子の前のソファーに座った。恭子は、

「かすみさん、その後どうですか?当社の下着の着け心地は……。」

と聞くと、かすみは、

「とっても気に入っています!肌触りもデザインも、とっても!」

と言った。恭子は、

「Tシャツの胸のシルエットもとってもお美しくて、スタイルも一段と良く見えます。お似合いですよ!」

と言うと、かすみは嬉しそうにはにかんだ。そこへエアーベッドに空気を入れ終わって、シーツとタオルケットを準備した浅井が、戻ってきてソファーに座った。かすみは、

「お疲れさまでございます。どうぞお召し上がりください!」

と言って、紅茶と洋菓子を差し出した。浅井は、

「ありがとうございます。」

と言って、紅茶を飲んだ。浅井は、

「お部屋、きれいにされてますね!やっぱりセレブのお宅だな~。」

と言うと、かすみは、以前恭子にも言ったように、

「することがないので、お掃除ばかりしてるものですから……。お友だちもあまりいないですし……。ですから今日は、とっても楽しみにしていたんです。」

と言うと、浅井は、

「そういっていただけると、僕たちも嬉しいですね!」

と言い、恭子も、

「そうね!私たちも嬉しいです!」

と言った。かすみは、恭子の紅茶がなくなっているのを見て、

「もう一杯いかがですか?」

と聞いた。恭子は、

「私はちょっとあちらで書類の確認などさせていただきますので、浅井くん、もう一杯いただいたらどう?喉渇いてるでしょ!」

と恭子に言われ、

「良いんですか?じゃー、もう一杯いただきます!」

と浅井が言うと、かすみは、

「少しお待ちくださいね!」

と言って、またキッチンに入っていった。恭子は、

「じゃー、浅井くん、お願いね!」

と言って、エアーベッドの所に行くと、エアーベッドに座り書類を広げた。



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