菜摘と瑠花の日常♪
第4章 修学旅行2日目
朝食が終わったら部屋に戻り、部屋を出る準備だ。
「ね、菜摘?」
「なにー?」
菜摘はキャリーバッグを整理する手を止め、瑠花の方を振り向く。
「気になってたこと…いい?」
「なに?」
「あの…っ、
さっきの…キ、キス…」
瑠花は真っ赤になりながらも菜摘を見つめている。
菜摘はそんな瑠花が可愛くてふふっと笑ってしまう。
「瑠花とキスしたかったから」
「え…っ?」
「理由、
瑠花とキスしたかったからだよ?
それじゃ不満?」
菜摘は少し俯いている瑠花の顔を覗くように首を傾げて問う。
そんな菜摘があまりにも可愛くて瑠花はどきどきとしてしまい、また更に顔を赤くしてしまう。
「ふふっ、
瑠花顔真っ赤。
可愛いっ」
ちゅっ
菜摘は真っ赤になった瑠花の頬に軽くキスをした。
「んっ///」
「もー、ほんと瑠花可愛いんだからっ!
本当に2人部屋で良かったなぁ…」
「うん…っ///
私もそう思ってる///」
俯いたままぼそっと恥ずかしそうに口を開いた瑠花があまりに可愛くて、菜摘は今度は口に直接キスをした。