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よこひな∞

第1章 ヨコヒナ

「ひな、俺ちょっと帰りの準備するからどいて、」

「え、もう帰るん?明日予定でもあんの?それとも後輩と飲みに行くん?」

近い!近い!顔近いって!

ひなのきゅるんきゅるんな目が俺の目をとらえる

「飲みに行かへんよ、明日も特に夜からのライブリハ以外はない」

そう言って俺は今晩どう? という風にひなを見た

ひなは一瞬きょとんとしたが、やっと意味がわかったかのように、頷いた

「じゃあ、俺も帰る!せっかくやし一緒に帰ろ?今日車やろ?乗せてって」
ひなは子供みたいにそう言って立ち上がると、
帰りの準備をしだした

「一緒に帰るん?仲良いな、」
どっくんがそう言って笑う

「車の中で襲ったりすんなよ、事故起こしたら大変やからなー」
なんですばるが冗談を言う

「あー、ハイハイ、」
なんて俺は適当な返事をして準備を済ます

「ひな、行くで、」

「あ、うん、よこ待ってやー、」

俺はメンバーに、お先にーと言うと、駐車場の方へ向かっていった

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