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可愛くなりたい。

第5章 ~あの頃~

次の日、私が教室に入ると美姫達に質問された。

「熱は何度あったの?」

「38℃」


私が答えると美姫が、
「でもさぁ夕方柚那の事コンビニで見た子がいるんだけど」

あ、そういえば行ったな。

美姫は続ける。
「メチャメチャ元気だったって言ってたよぉ?」

「え~まじ?!」

「ずる休み?」

「うわぁ」

美姫達が口々に言う。

「あ、あれは…」

なんかみんないつもと違う。

すると美姫は、
「まぁいっかぁ。それよりさ~」

と言って話題を変える。

はぁ。なんか助かった。

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