可愛くなりたい。
第5章 ~あの頃~
土曜日
予定;引っ越し当日
ついに…
この日が来てしまった。
今日は琴音が引っ越す日。
今は7時、
琴音が引っ越すのは9時。
私は泣かないようにするため、引っ越す直前にバイバイと言うだけにしようと決めていた。
8時55分に私は家を出た。
私の家と琴音の家は5分もあれば着く。
琴音の家に着くと、引っ越しのトラックに全ての荷物が乗せられた所だった。
私に気付いた琴音がこっちに来た。
「ゆなっ!!」
「ことね!!」
私達はお互いの名前を呼んだ。
琴音のお父さんがそろそろ行くぞと合図していた。
琴音は私に手紙を渡し、
「ゆな、離れてもずっと友達。
それと…
美姫のいじめに負けないで!」
「ことね…うん、分かった!
私負けない!!」
琴音はニコッと笑って
「じゃあそろそろ行かないと。
バイバイゆな。」
「うん、バイバイ。」
そして琴音は車に乗った。
車のエンジンがかかった。
すると車の窓が開いて琴音が顔を出した。
「ゆなぁーバイバーイ!!」
琴音は泣いていた。
「ことねーまた会おうね!」
その瞬間車が走った。
車は角を曲がり見えなくなった
行っちゃった…
私の目から涙が流れた。
私は、
しばらくそのまま立っていた。
予定;引っ越し当日
ついに…
この日が来てしまった。
今日は琴音が引っ越す日。
今は7時、
琴音が引っ越すのは9時。
私は泣かないようにするため、引っ越す直前にバイバイと言うだけにしようと決めていた。
8時55分に私は家を出た。
私の家と琴音の家は5分もあれば着く。
琴音の家に着くと、引っ越しのトラックに全ての荷物が乗せられた所だった。
私に気付いた琴音がこっちに来た。
「ゆなっ!!」
「ことね!!」
私達はお互いの名前を呼んだ。
琴音のお父さんがそろそろ行くぞと合図していた。
琴音は私に手紙を渡し、
「ゆな、離れてもずっと友達。
それと…
美姫のいじめに負けないで!」
「ことね…うん、分かった!
私負けない!!」
琴音はニコッと笑って
「じゃあそろそろ行かないと。
バイバイゆな。」
「うん、バイバイ。」
そして琴音は車に乗った。
車のエンジンがかかった。
すると車の窓が開いて琴音が顔を出した。
「ゆなぁーバイバーイ!!」
琴音は泣いていた。
「ことねーまた会おうね!」
その瞬間車が走った。
車は角を曲がり見えなくなった
行っちゃった…
私の目から涙が流れた。
私は、
しばらくそのまま立っていた。