可愛くなりたい。
第8章 ~運命の出会い~
ー数時間後ー
山形の家に着いた。
……
…
…
……なんとゆうか…
ボロい。
私とお母さんの前にある家は確かに大きいが、
お化け屋敷かっていうぐらいボロかった。
お母さんも苦笑い。
お母さんに聞いてみた。
「ボロくない?」
「まぁ先祖からずーっと住んでるらしいからね。」
話を聞くと、どうやらお母さんのお姉さんの旦那さんの実家らしい。
表札には
[椎名]
と書かれていた。
インターホンを押して
出てくるのを待った。
しばらくして、
ガラガラ
とドアが開いた。
出てきたのは、お母さんにそっくりな人。
「姉さん久しぶり~」
「さぁ、あがってあかって~」
性格はお母さんよりも明るい感じだった。
顔は似てても性格は違うんだ。
家に入って床を歩くと、
ギシッギシッ
と音がする。
この家大丈夫なの??