テキストサイズ

甘ったるくカクテルキス~お酒とオールバックシリーズ①~

第4章 第4酒 -梅酒の味-

土曜日
店を閉めて、何時ものように
未亜の家へ行こうとした時

ふらっと眩暈に襲われた

あっやべぇ...
身体がダルい

「純さん!?大丈夫???」

心配して
若干パニック気味の
未亜が
おでことおでこをくっつけて
体温を測る

(あー顔近い...ホント可愛いよな

キスしてやろうかな...)

「凄い熱!!!」

「えっ.........」

俺は熱という言葉に
急激な寒気を感じ

未亜に支えられながら
朦朧とする頭で

彼女の家に辿り着いた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ