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甘ったるくカクテルキス~お酒とオールバックシリーズ①~

第4章 第4酒 -梅酒の味-

未亜が気を失うまで
行為は続いた

ぐったりする彼女を
強く抱き締めて

「愛してる」

と囁き
俺も眠りに落ちた



目が覚めると
腕の中で寝息を立てている
未亜の存在に安堵する

未亜もまた
目を覚まし

血色の良くなった
俺の顔を見て
ほっとしている様子だった

その聖母の様な微笑みに

心の底から癒されている
自分に気づく

きっと
未亜以上の女性に
巡り会うことはないだろう

俺に
幸せをくれて
ありがとう...

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