無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ドアノブに手をかける。

手はすでに腐って、油が出ているので滑る。

それでもなんとかノブを回す。

ガチャリ…！

(ー鍵がかかっていない)

内側にドアを押し込む。

ゆっくりと、ドアが開く。

入ったところは暗いが、奥の部屋には明かりが見える。

人の気配がする。