
太郎くんとエッチな災難
第12章 カップル遊園地
「…太郎君、もう服着ないとバスの時間になっちゃうよ?」
「……あぁ……今着るから……はぁ……マジで精根尽きた……俺、今日何回射精したんだ…」
珍しく太郎君はグッタリしていて着替えるのを手伝って何とか時間までにバスに乗り込む事が出来た。
アトラクションでもあんなに頑張ってくれて、エッチもあんなにしたら流石の太郎君でも体力尽きちゃうよね…
バスに乗り込むと疲れきって眠っているカップルや険悪そうなカップルなどここに来る時の雰囲気のカップルは残っていなかった。
指定された座席に行くと椅子の上に私達の名前が書かれた封筒が置いてある。
座席に座ってその封筒を開けてみると今日のアトラクションのポイントの様な数値が項目ごとに表記されている。
「…当てた項目のところに加点ポイントとかもあるけどなんだろう?」
「……このポイントが高いのかどうかもわかんねぇな……やばい…着くまで寝そう……またハグれたら嫌だから手いいか?」
「あ、うん…」
太郎君は手を繋いでくれた。
「皆様お疲れ様です!カップル遊園地お楽しみいただけたでしょうか?ここでベストカップルの発表を行います!」
私達も疲れ切っていてボーッとしていたけど、他のカップル達も盛り上がる気力も無いように見えた。
