太郎くんとエッチな災難
第14章 8年後年後…
披露宴が終わると私の体調の事を考えて二次会はやらずに私と太郎君は早めにホテルに戻って休む事にした。
「はぁ…結婚式楽しかったぁ」
「もう籍入れてるからと思ってたけど式やると改めて結婚した事実感するな」
太郎君は私の肩を抱き寄せて私のお腹の上にそっと手を乗せた。
「うん…太郎君、ずっと大事にしてくれてありがとう…太郎君と一緒ですっごく幸せ」
「それは俺もだよ、いつもそばで支えてくれてありがとう…これからも花も俺達の子の事もずっと大事にする…愛してるよ」
太郎君との関係の始まりはとんでもない始まり方だったけど、あれがなかったら今太郎君といられなかった。
「出会った頃ずっと花に迷惑掛けて災難続きだと思ったけど…今思えば全く災難じゃなかったなら」
「そうだよ、全然迷惑じゃなかったもん!」
あの時災難だと思っていたハプニングは今では良い思い出になっていた。
*END*