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太郎くんとエッチな災難

第13章 告白




カップル遊園地の日。

遊園地から帰ったら花に好きだと伝えるつもりでいた。



花に好きな奴がいる事は充分わかっているけど、花の事が好き過ぎてこれ以上恋人関係でもないのにセックスする関係でいるのが辛くなってきた。


花が好きな奴も花の事が好きだとしても、俺はそいつよりも花の事を好きな自信もあるし、そいつよりも花の事わかるし、そいつよりも大事にする自信もあった。


最も花の気持ちが一番大事だけど。



そいつと真っ向から勝負するつもりで告白する気満々だったが…



アトラクション中あんなに射精して走ったり、体力もかなり使った事を忘れて花とのセックスに夢中になって何回もしてしまって完全にダウンしてしまった。


かろうじて目を開けて歩いてはいたけど頭の中はボーッとしていて、ラブホの利用カードを貰った時の事すらほとんど記憶がなかった。



あまりの限界に移動中眠ってしまって都合の良い事に花が俺の事を好きだと言ってる夢まで見ていた。



そんな状態で告白なんか出来ずにその日は何とか家の前まで花を送り届けて家に着くとすぐに眠りこけてしまった。

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