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太郎くんとエッチな災難

第14章 8年後年後…




「花、体本当に大丈夫か…?辛くなったらすぐ言えよ?」

「大丈夫だよ、太郎君心配し過ぎだよ」

「花に何かあったら嫌なんだよ…」



今は太郎君との結婚式の披露宴中だ。



そして…お腹の中には太郎君との赤ちゃんがいる。



籍を入れたのは去年で、籍を入れてすぐに妊娠が発覚した。
式ももう少し早く挙げる予定だったけど妊娠初期の時に私の体調が酷過ぎて延期になって今に至る。


最初の頃ずっと体調が悪い日が続いたからかなり心配を掛けてしまった。


太郎君は付き合い始めてから今まで私の事をすごく大事にしてくれて今では最高の旦那さんだ。


「花ちゃーん!ウエディングドレスすっごく綺麗だったよ!披露宴ドレスもすっごく可愛い!」

「ありすちゃんありがとう!ありすちゃんも今日のドレスすっごくかわいくて似合ってるよ」


太郎君の妹のありすちゃんは中学生になっていて、小さい頃からお人形みたいに可愛かったけど、すごく美人さんになっていた。


薄いピンクのドレスがすごく似合っていた。


「私も早くウエディングドレス着たいなぁ」

「まだ早いだろ!まさか…そういう相手いるのか!?紹介されてないぞ!?」

「お兄ちゃんウザいよ!まだそんな人いないもん!」

「そういう相手が出来たら付き合う前に俺に一回会わせろよな!見定めてやるから!」

「そんなのいらないよっ」


妹想いの太郎君も好きだなぁ…


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