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太郎くんとエッチな災難

第6章 王様ゲーム




三度目のセックスの後はハプニングには見舞われなくなった。



あんな偶然のハプニングそうそうあってたまるかよ。



そして次の日には俺の骨折を聞いた家族がじいちゃんはもう大丈夫との事で大急ぎで日本に戻ってきて七瀬との生活も終わってしまった。



家族が戻ってきたのは本来は喜ばしい事だが…七瀬との生活が終わってしまったのはめちゃくちゃ残念で仕方ない。



しばらくしてやっとギプスが外れた。



「嘉山君おはよう!ギプス外れたんだね!良かったぁ」

「あぁ」



相変わらず友達と呼べるクラスメートは七瀬しかいない。


友達として接して来たが、未だに七瀬の好きな奴がどいつか分からない。



そもそも七瀬は女友達とはよくいるが、俺以外の男と仲良く接している姿を見た事がなかった。



そうなると他校か他の学年の男なのかもしれない。



俺は更衣室で七瀬の好きな奴の事について体操着に着替えながら考察していた。



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