テキストサイズ

もう一度、君に会えたら

第3章 取引

ピンポーン!


!!!

……なんだ、ルームサービスか
びっくりした。。

センチになっていた僕は一瞬で我にかえる。

プレートを取って、テーブルに置く。

センパイとふたりで食事なんて初めてだ。
変な想像はやめて、この奇跡の空間を楽しまなきゃ。

「温かいうちにいただきましょう」

対面に座って、いただきますをして。

センパイがお箸を割って、口に運ぶのを見守る。

センパイの唇。。

可愛く開いて、柔らかそうに動いて、
こくっと飲みこんで。

白い歯と赤い舌がチロッと見えて

ああ、この口で彼氏を何度も喜ばせてるんだろうな。。


あっ、いけね。
つい、エロい方向に。。

…僕もご飯を食べよう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ