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もう一度、君に会えたら

第7章 交歓1

チュッチュッ、

お互いの口元で音が鳴り、胸がさらに高鳴った。

「…はぁ、…ん…はぁ、、」

キスのさなかの彼女の
息づかいが、やけに艶っぽい。

早く、早く彼女がほしい…。

そんな焦りを隠しながら

彼女をベッドの上に乗せ
部屋の照明を調節する。

僕も恥ずかしいからこのくらい。
だけどやっぱり、彼女のすべてを見たいから
1段階、明るくした。

「大好きだよ」

ビギナーの僕は、彼女を満足させられるかな?
そのあたりの、予習はしてないこともないけど。

だからといって、彼女にリードしてもらう気は
さらさらない。

抱きしめた彼女は現に、こわばって
それはそれで可愛いの。

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