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ここから始まる物語

第14章 破滅の始まり

「レナ! ごめんよ。僕がもっときみの話に耳を傾けていたら良かったんだ。そうすれば、レナをこんな目に遭わさずに済んだんだ」
「良いのよ、ピスティ。私も早とちりしすぎたわ。ごめんなさい」
 お互いに、固く抱きしめ合います。
 こうして、ピスティはレナを助け出すことができたのでした。

 ※

 それにしても、どうしてレナは祠から出ることができたのでしょうか。
 二人は幸せでしたが、この時、すでに世界は崩壊し始めていたのです。

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