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スノストによる友情短編

第25章 願い


佐久間「、、んー、、ここ、かぁ、、どうしよっかな、、」

阿部「、、こちらの案はどうですか?」

佐久間「そうですね〜、、」

阿部「、、佐久間さんが考えた企画に合わせて考えました。」

佐久間「へ〜よく知ってくれてるんですね^_^」

俺がやりたいことをちゃんと理解して、案を出してくるあたりとか変わってない。
いつもそうだった。

阿部「、、あー、もう。いつまでそうしてんの?笑笑」

佐久間「、、はぁ?べつに。」

気を知れた幼なじみなのに、お互い疲れちゃって緩んだ。

阿部「ほんとに、ビックリした!企画書に“佐久間”って書いてあったけどさー、まさか大介だと思わなかったよ。笑笑」

佐久間「、、、」

阿部「、、ちなみに。俺はもう怒ってないからね?」

佐久間「え、、?」

阿部「何年も前の話をズルズルと引きずってたくないし、笑大介がやりたい事、夢に進んでるじゃん^_^」

佐久間「、、そうなのかな、、まだ、俺自身ちゃんと進めてるのかどうかわからないんだ、、」

やっぱり気を許せるからこそ、、俺も本音を出せる。

阿部「大介は、頑張ってるよ。この企画書だって、大介が考えたと思うと、一歩ずつ前に進んでるんだなって思うもん^_^」

亮平、、
俺、、、ちゃんと話せばよかったんだ、、

気づいたら涙を流してしまった。

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