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❇️片暉の残照❇️

第7章 穏やかな日々と子守唄


植物園での出来事から3日後――――…私の顔の腫れはすっかりひき、穏やかな日々が戻っていた。


流石に――――…腫れたほっぺを隠しておくことも出来ず…お父様やお母様には研究所で珍しい植物でかぶれた事にしてもらった。


本当の事を言えず心苦しいが、コレジバ公爵家の令嬢といざこざがあった事は伏せて話した。


実際、彼女は私の事を使用人だと思っていたらしいし…あの後、“サンドラ様”とか言う人が「ここでのお茶会は飽きた」と、言って場所の変更をしたらしく、彼女らを連れて植物園から出ていったそうだ。

お茶会が無くなったことで、研究所の皆さんが植物の植え替えを難なく終わらせたそうです。






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