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❇️片暉の残照❇️

第13章 初めての晩餐会


お茶会が終わり――――、各々部屋に戻ると…部屋にはお父様とお母様が待っていた!


「テイス――――!どうだったの?初めてのお茶会は!私の開いたお茶会とはまた…規模も来客も違ったでしょ?」


「///お母様!はい――――緊張しました!でも、お兄様が一緒にいてくださいましたから!」


お茶会の場所で別れたが、お兄様は最後まで私の側にいてくれた…まぁ…サンドラ様もいらっしゃったけど…。


「///お兄様って、王位継承者の方を前にしても動じないと言うか――――普通にお話出来るのですね!尊敬いたしました!」


「ハハハ!メルトはロミ様と幼い頃から学び鍛えてきたからなぁ……」


お父様もお兄様の態度に度々ヒヤヒヤする事があると言うが、ちゃんと節度を持って接していると言っていた。


「そうだ――――これ、頼まれていた……ハンカチよ…?貴方のお部屋から持ってきたけど…間違いない?」


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