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❇️片暉の残照❇️

第20章 母のバラ


「――――放火犯が…捕まった?」


扉の向こうには、伝言を持ってきた使用人が頭を下げながらポルギさんとキロに報告していた。


どうやら……植物園に放火した犯人が捕まったと言うことだった。


その知らせに応接室の者たちは安堵の表情を見せた。



だが――――…使用人の報告には続きがありその報告に私は胸を痛めることと…なる…。


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