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「そうよ――――この国の宝…“王色”の継承がと耐えるのです――――。わたくを裁くと言うのであれば……この国の未来をも裁くと言うことに…なりますわ///レンティス王よ…」



レミは大いなる人質を抱え込み――――…レンティス王に立ちはだかった。


周りの者は…男妾のハーパーの暴露は確かなものだと分かってはいたが…レミの罪を認めたら――――…後継者は…かなり遠い王族である…銀髪の前王弟の第三子息…“王色絶対派”のジルベルトしかいなくなる！


しかし、ジルベルトはサンドラの父――――…ここまで罪連義が適応されてしまったら…


後継者はゼロになってしまう。



そう考えると――――…レミを捕らえることも…問い詰めることも出来なかった。