テキストサイズ

私はあなたのもの

第1章 1

名前はなんと言っただろうか、
覚えていない。
よって、A子と名付けるが、

彼女は火照った顔を時たまこちらへ向けて、勝ち誇ったかのような表情を見せる。


わざとらしく、背中をのけぞったり、
ダメェと甘い声を出したり。

ご主人様が腰を振る度に、揺れる胸をぼんやりと見つめていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ