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波乱バンジョーん?

第2章 18さい、



母はヤツれて
美人な奥さんと言われた頃の姿もう
残ってなかった、


あたしはそんな家の状況から
逃げるように
毎晩友達と遊び歩いた


ガスコンロすら買えない生活
毎日、コンビニ弁当、
そんなんなら友達とご飯を
食べに行った方が良かった


でも遊ぶにはお金が必要だった


だからキャバクラの面接に行った


髪を金髪に染めて、セットに行き
買ったばかりのワンピにブーツを履いて
あたしの街の3月まだ雪が降っていた、

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