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箱……戎壹

第1章 目が覚めたら…


旦那の実家は地元でも有名な地主で、政界にも顔が聞く――――…


旦那は次男で、実家を継ぐと言うことはないと言っていたが…義理のお兄さんが私たちが結婚したと同時に実家を出ていったのだ。

旦那は、実家を出る予定だったのに……義母の強い要望で私たちは同居することとなった。


そして、その日から――――義母の期待も執着も…


全て旦那に注がれた。





それは――――――――異常なほどに。



しかし、私は何も言えなかった。





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