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酔い醒めた後

第76章 前日

o「ん…しょーくん…どこにもいかない?」

それでも不安そうに聞く声

s「ふふっ…俺があなたから離れられないの
あなたが一番よく知ってるでしょ?」

チュッと瞑ってる瞼にキスをしたら

o「ん…そっか…おやすみ…しょ…」

やっと安心したみたいで

直ぐに眠ってくれたみたい

規則正しい寝息を聞きながら

もっと深く眠ってくれるようにと

俺の胸に智くんの頭を引き寄せる

前に心音が落ち着くって言ってくれたから

それに俺も智くんの心音…落ち着くから

そしたらまだ俺にしがみついてた

智くんの腕から力が抜け深く眠ってくれたみたい

久しぶりに見た智くんの子供みたいな寝顔

俺もその寝顔に安心して深い眠りに落ちた

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