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子犬、拾いました!

第11章 ラブラブな夜…

「ん… はぁ… 陽太ぁ」

「瑠菜、その顔反則だよ…」


どんどん余裕がなくなった私達は、激しくお互いを求め合った。


「瑠菜、俺もう無理かも…」

「良いよ、来て!」


私の言葉に、陽太はラストスパートといわんばかりに、激しく動き出した。


「あっ… あぁ… 陽太ぁ…」

「くっ…  瑠菜、イク!」



私達は同時に果てた。


「ありがとう、陽太。 最高の夜だったよ」



そう言って、私は陽太の頭を優しく撫でた。



「弟扱いするなよ。 俺、早く一人前の男になるからな! 瑠菜をドキドキさせられるくらい!」



ムスッとふてくされる陽太が愛しい。


"私はいつでも陽太にドキドキしてるよ" その言葉は少しの意地悪で飲み込んだ。



やがて、私達は静かに眠りに就いた。

陽太の肌の温もりを感じて、今までの人生で一番よく眠れたかもしれない。

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