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子犬、拾いました!

第8章 旅行2日目

「ふぅ、お腹いっぱい」

「ほんと、美味しかったね」

「チェックアウトまでもう少しあるから、一風呂浴びてから帰ろうか」

「うん!」


浴場に向かい、旅館最後のお風呂を楽しむ。


「陽太、頭洗ってあげようか?」

「え? 良いよう/// 自分でやるから」

「良いから座りな!」


無理やり私の前に座らせ、ガシガシと頭を洗い出す。


「お客様、痒い所はありませんか?」

「(照) ありません」


美容院ごっこをしながら、お風呂を楽しむ。


「どう、気持ち良かった?」

「うん、誰かにやってもらうと気持ち良いね。 瑠菜もやってあげるよ」

「じゃあ、お願いします」


頼んだのが間違いだった…。


「痛い痛い、陽太、シャンプー目に入ってるから!」

「ごめん! え?どうしたら良い?」


この人、頭からいきなりお湯をかけてきた。 私目も瞑ってないのに。


「痛い痛い」

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