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子犬、拾いました!

第8章 旅行2日目

部屋に戻って二人でほのぼの。

無事朝食も届き、空腹の陽太も一安心(笑)

「豪華だねぇ。本当に」

「陽太、ここ高かったんじゃないの? 大丈夫?」


ここは陽太の奢りだったので、心配になった。


「心配しなさんな。 俺に任せなさい!」


胸をドンっと叩き、どや顔の様子。


「陽太ありがとう。こんな良い旅館に陽太と二人で泊まれて、私本当に幸せだよ。 ありがとう」

「俺だって幸せだよ。瑠菜が楽しそうで良かった」


優しくキスをして、温かい気持ちに包まれる。


「また来ような」

「うん、絶対!」


豪華な朝食を食べる頃には、子犬陽太くんになっていて、玉子焼きを頬張りながら話すもんだから、何を言っているのかわからない(笑)


「え? 何て? 飲み込んでから話してよ」

「ごっくん   瑠菜好きだよ」

「私も好き。 でも食べながら言われなければもっと嬉しかったよ(笑)」

「(笑) ごめん」




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