オレの創造者
第6章 奇跡
***
…彼は、私の空想上の人。
実在するはずのない人。
私生活は、自宅と職場の往復しかない非リアな私。
ほかの人のブログが華々しくて、うらやましくて始めた。
私にも、気になる彼がいて、次第に距離が縮まっていく。
そんな理想を、ブログに書きつくろっていたの。
夢では何度も会っていたし、想像のつもりが、本当に好きになっていた。
だから、そんな私を憐れんだ神様が、彼を実体化してくれたのかな?
彼との一夜を、プレゼントしてくれたのかな?
それともこれは、いつもの夢がグレードアップしただけなのかな?
願わくば、ずっとずっとずぅっと、一緒にいたい。
だけど、会えただけでも奇跡。
今夜だけというルールなら、従うしか私にすべはない。
…彼は、私の空想上の人。
実在するはずのない人。
私生活は、自宅と職場の往復しかない非リアな私。
ほかの人のブログが華々しくて、うらやましくて始めた。
私にも、気になる彼がいて、次第に距離が縮まっていく。
そんな理想を、ブログに書きつくろっていたの。
夢では何度も会っていたし、想像のつもりが、本当に好きになっていた。
だから、そんな私を憐れんだ神様が、彼を実体化してくれたのかな?
彼との一夜を、プレゼントしてくれたのかな?
それともこれは、いつもの夢がグレードアップしただけなのかな?
願わくば、ずっとずっとずぅっと、一緒にいたい。
だけど、会えただけでも奇跡。
今夜だけというルールなら、従うしか私にすべはない。