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くるみの初恋、高校教師。

第12章 くるみが気づいた恋心


あの日以降、
くるみは今まで感じたことのない感覚に戸惑っていた。



"あの時の先生の手の温もりが忘れられない。

頭に乗せられた手はすべてを包み込まれるようだった。

ずっと先生のことばかり考えちゃって、
なぜだか胸がきゅっと締め付けられる感じがする。

先生に早く会いたいって、週末を待ってる…。

こんな気持ちはじめて。"




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