りさと3人のDoctors
第18章 相談ごと
コンコンコン___
「りさ〜?入るよ〜?」
蓮がドアを開けると、りさはソファーの上で体育座りをし、膝の上に顎を乗っけてぼーっとしていた。
「りさなにしてんの?久しぶりの学校疲れた?具合悪い?」
蓮はりさの横に座るとおでこに手を当てた。
「…うーん、別に熱もないな。」
「違うよ、にぃに。しんどくないし、元気だよ。」
「じゃあなにぼーっとしてんの。なんかあった?」
りさにとって蓮は本当のお兄ちゃんのよう。
ちょっと恥ずかしかったけど、蓮には今日あったことを話せた。