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蒼「りさ、今日は日直で放課後掃除してたらしいんだ。それで、ゴミを捨てに行った時、3年生2人に体育倉庫に連れ込まれたらしい。

担任の先生は、りさが学級日誌を職員室に持ってこないから不思議に思って教室に行ったんだって。

そしたら、りさが仲良いゆきちゃんっているだろ？
あの子が、慌てて体育倉庫を出て走って帰るりさを見たって話したらしくて。

で、調べたところ3年生2人がりさを体育倉庫で襲ったことがわかったんだって。本人たちが白状して話したらしい。」


豪「なんだそれ…。ありえない、りさにそんなこと…。俺がそいつらしばいてやる。」


蒼「豪、落ち着けって。言うまでもないが、2人は処分になるらしいけど、それより今はりさが心配だから、詳しいことはまた改めてってことで終わってある。」


楓「まさか学校でそんなことある？りさちゃん、これから大丈夫かしら…。」


蒼「とりあえず、今は寝かせよう…。」



蒼はりさの頭を撫でようとしたが、途中でその手を止めた。